植物工場とは
施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、養分、水分等)を制御して栽培を行う施設園芸のうち、環境及び生育のモニタリングを基礎として、高度な環境制御と生育予測を行うことにより、野菜等の植物の周年・計画生産が可能な栽培施設をいいます。
テクノファーム袋井では、閉鎖環境で太陽光を使わずに環境を制御して周年・計画生産を行う「完全人工光型」を採用しています。
テクノファーム袋井
2021年10月より、静岡県袋井市において、世界最大規模となる1日10トンのレタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場「テクノファーム袋井」の建設を開始し、2024年1月からの生産開始を目指します。
中部電力株式会社のエネルギー管理に関するノウハウ、株式会社日本エスコンの不動産開発力、株式会社スプレッドの栽培技術を融合することで、効率的かつ安定的に、安心・安全なレタスを生産に取り組んでまいります。
植物工場事業を通じて、食や農業分野の課題を解決するとともに、グリーンエネルギーの積極的な栽培過程におけるCO2の有効活用など、脱炭素かに向けた取り組みを進めていくことで、持続可能で暮らしやすい社会の実現とSDGsの達成に貢献してまいります。
【特徴】
・世界最大規模となる日産10トンのレタスを生産
・栽培を自動化することで作業の効率化と標準化を実現
・より精緻なコントロールが可能な環境制御技術
・栽培に使用する水のリサイクル技術
・独自開発の植物工場専用LED照明による消費電力の削減
・栽培管理システム「Techno Farm Cloud」を活用し業務を効率化
・天候に左右されない安定的な供給
・農薬を使用しない栽培